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zoom RSS ≪101≫今こそ必要な、旬のキーワード3:「心の平安」

<<   作成日時 : 2007/10/14 17:46   >>

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自分の思い通りにならない仕事や、他人の行動
いつ転落するか知れない競争への不安
毎日、うんざりするようなニュースの繰り返し

このように、現代社会は過剰なストレスに満ちています。

今こそ必要な旬のキーワードとして、「心の平安」について
考えて見たいと思います。



■「心の自由性」と「心の平安」

心の平安という言葉を聞くと、心が動かないことや、
ある一定の心境を維持・堅持することと考えがちです。
確かに、ある心境を維持し、その中で限りない仕事をすることも
「平安」ではあります。


しかし、実は、心というものは、頑なに止めようとすると、
ダメージや衝撃をまともにくらってしまい、
かえって心の安定を失います。
心の安定を阻害する障害物に苛立ったり、
否定・裁き心が起きやすいものなのです。

不動心という言葉も、文字としては「動かない心」と書きますが、
それは、硬く、動かない心ではなく、
柔軟で、自由な心で、衝撃に対して動じない心のことなのです。

したがって、一定の定点にこだわるのではなく、
「心の自由性」を発揮し、意識を見事に変えていけること。
これ自身が、最高の平安そのものであるわけです。

この自由な心で、「平安」であるために
迫り来る障害物への、柔軟な考え方を持っておくことが必要です。




■心が乱れ易い社会での、より良い対処の仕方

心が揺れ動く理由の一つ目として、外部の影響があります。

仕事などを通して、色々な人と会ったり、
マスコミや各種情報を通して、心がかき乱されたり、
不愉快になることも多いでしょう。

しかし、その中でも、より良い方法での対処の仕方があります。
例えば…、

心が曇るようなニュースには深入りしない:ニュースは、あった
出来事だけ確認すれば良いと割り切り、何度も繰り返し心に叩き
込まない。

心にダメージを受け易い状態の時、心が明るくなったり、
リラックスできることだけに考えを集中。(音楽、趣味、ペット等)

前者の方法といのは、少し「現実から距離を置く」ことであり、
後者は、「前後裁断」の一つの方法であります。

ここで、「前後裁断」の利用について、もう少し説明しておきます。

「前後裁断」については、実は、色々な方法があるのですが、
ある思考法から抜けられないとき、悪い考えがどんどん深まって
自己展開してしまうようなとき、心を切り替える際に利用します。

例えば、仕事で上司の言葉に傷ついたとき等、次から次へと悪い
映像が広がり、全てが自分を責め・裁いたり、不都合に感じる
といった症状が出る場合があります。この時、いったん自己の
悪想念を断ち切り、正常な心を取り戻す必要があります。

その際、現状の否定という方法もありますが、単なる否定では、
「頑なな心」の稼動域の範疇を超えることが難しいと感じます。

また、現状と、現状の否定をバランスさせるだけでは、右へ左へ
揺れ動き、心の安定という目的を達することができません。
それらを統合した正・反・合の上位概念がつかめない限り、
同じような場面に、何度でもめぐり合い、心が揺れます。

そこで一旦、自分の好きなこと、心のポジションが高くなること
に思いを移し、まず、現実のシガラミから離脱・前後裁断します。
そして、高く・客観的なポジションで心が安定した後、改めて
客観的に現状を分析するのです。

前向きに捉えるとどうか、
工夫の余地がないか、
仕事や家族、他人の評価があって当然と傲慢になっていないか。
戦争や災害などで、全てを失ったら、どうか。

揺れ動く中にあって、こういった検証することは難しいので、
一旦、前後裁断し、心を現状から一旦遊離させます。
心を自由にして、改めて、客観的に同じ事実を見直し、
一つ一つに新たな感動をもって受け入れてみてください。

こう考えると、心が揺れ動く現状も、実は無駄ではありません。
日頃、「当然」と思って感謝を忘れている自分に気づく
良いきっかけともなるのです。

自分が心が揺れ動く⇒前後裁断⇒感謝を忘れている自分の発見
こういった、新たな視点を見出す訓練をすることで、より早く、
心の安定を取り戻せるようになるのです。



■完全に生きることは不可能と知ることで、心の平安を取り戻す。

心が揺れ動くもう一つの理由として、「完璧主義」があります。
これは、頑なな心と通じるものでもありますが、
自分としての完璧にこだわるがあまり、心の自由を失いがちです。

しかし、生きている以上、何らかの制約はありますし、
個性があるということは、何らかの偏りがあるということであり、
その偏り(特徴)が、人・時・所の組み合わせて、
長所となることも、短所となることもあります。
常に完全で思い通りになるということは、不可能なのです。

このように、不完全であることを認める勇気が必要です。

しかし、それは、努力や工夫の放棄という意味ではなく、
完全ではないからこそ、逆に、努力や工夫が必要なのです。

不完全だからこそ、自分も他人も長所が生かされあうよう、
常によりよき方向へと向かうような、心構えを持つことで、
心の安定をはかることが大切なのです。



■現状維持では、実は、心の平安は得られない。
希望に向かっているからこそ、心の平安は得られる。

更に、心が揺れ動く理由である「忙しさ」への対応について
考えてみた地と思います。

優秀な人に必要な仕事の悟りは、「忙しく働きながらも平安の心を
維持していること」です。

これをSAAでは「万動不動」と呼んでいます。
万動が自由であり、不動が平安につながるわけです。

自由自在に万動しながら、不動であるとはどういうことでしょう。

それは、目的地は不動であり、その目的地に至る方法は自由自在
であるということです。

例えば、北極星は、どんな場所にあっても、北を指し示します。
この、「北極星の方に向かっていく」という方向性が不動であれば、
道筋は無限であるということです。

そして、どんなに忙しくとも、どんな障害物があらわれても、
臨機応変にして、自由自在に対応し、
泰然と、目的に向かって揺らがない心境を保つことが
「万動不動」なのです。

このときに心が平安の状態であるポイントがあります。

目的に向かうという方向性は不動であり、
かつ、自由自在に動き続けるということは、
紆余曲折はあれど、前に進んでいるという点です。

人は、前に進んでいる、自分が成長している、得るものがある
このような状態にあるとき、心の平安が保たれます。

逆に、サボったり、自分で納得できる努力をしなかった場合、
次第に自分を責める心が起こり、心が安定しなくなります。

更に、自分で責任がとれないタイプの人は、前進できない理由を、
他の人や環境のせいにし、裁いたり、不平不満までも出てきます。

このように、停滞・後退の中には心の安らぎ、平安はなく、
自分に納得出来る時、心が、自らの希望に向かって進んでいる時、
穏やかで、満たされた状態になるということも
「心を平安に保つ智恵」として、覚えておくとよいと思われます。

以上、今こそ必要な「心の平安」について考えて見ました。
何らかのお役に立てれば幸いです。



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