『仕事の悟り』 未来への経営

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zoom RSS ≪105≫努力感少なく、成果を上げるには。

<<   作成日時 : 2007/12/16 22:23   >>

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■幸せは「目的」であり、「プロセス」である。

人は、「幸せ」になりたいと思っています。

そして、その人が「幸せ」だと認識できるものが
その人にとっての「幸せ」であるので、
人それぞれに「幸せ」の定義があります。


例えば、自己実現、成功、豊かさ、社会貢献、名誉・賞賛、
明るさ、楽しさ、美しさ、リラックス、満足、感動、心の平安
夫婦円満、健康、家内安全、子孫繁栄、美味しい料理、
競馬や勝負に勝つ、借金や生死の不安から開放される…等、
ひとえに「幸せ」と言っても千差万別です。

このように、いろいろな形があれども
「幸せ」は、「生きている目的」であるといえます。




一方、多くの人が「努力」の大切さを感じながらも、できれば、
「少ない努力で、成果を上げたい」という本音を持っています。

努力礼賛型の人にとっては、努力こそが幸福への道であり、
「そのような怠け心ではいかん」と思うかもしれません。

しかし、多くの人が「少ない努力で成果を上げたい」という欲求
を持っているならば、そこに普遍の真理もあるのではないか?
と、素直に考えてみることも大切です。

つまり、人間は潜在意識下で感じ取っているのです。
「少ない努力で成果を上げる」ということの中に、
「正しさ」に向かうヒントが、隠されているということを!


その謎を解く鍵…


それが、「幸せ」です。


努力感少なく成果が上げるキーワードは、「幸せ」なのです。



つまり、「好きこそものの上手なれ」という言葉のとおり、
「幸せ」には、努力感を減少させる働きがあり、かつ
努力に対する成果を最大化させる力があるのです。

このように、「幸せ」とは「目的」だけではなく、
幸福な成果を上げるための、プロセスでもあるのです。



例えば、「嫌なことだ」と思っていると、短時間に過ぎなくても
多大な努力をしたと認識します。しかも、時間をかけた割には
ミスが多く、単にやり直しに時間がかかっているだけだった、
ということもあるでしょう。また、嫌々やっているので、周囲の
理解・協力が得られず、人間関係の調整にばかり、無駄な時間と
エネルギーを消耗することがあります。

ところが、同じ仕事でも「前向き」に取組むと、不思議なほど
スムーズにものごとが進み、短時間で決着がつくことがあります。
あれほど後手に回っていた仕事が、一気に片付き、今までの苦労
は一体なんだったのか?と不思議なぐらいスムーズに仕事が進み、
しかも、周囲の評価も高いというオマケもあります。

更に、「好きだ」「楽しい」と感じている場合、多大な努力をした
にもかかわらず、それ程の努力感を伴わず、爽快感すら感じます。
しかも、その成果は、他の人に感動など良き感化も与えます。

結局、ここで申し上げたいことは、
人間最後は、この地上的に残された「形としての努力」より、
「そこで得られたもの」の方が大切だということです。
成果とは、物質的なものだけでなく、精神的なものも含まれます。

それは努力の否定ではなく、努力の意味そのものを問うのです。

このように、努力は「何かを得るための過程」であるならば、
少ない努力で成果を得るために、
プロセスにおいても「幸せ」であることが重要であり、
その、プロセスにおいて「幸せを感じる力」を高めるために、
何が必要であるか…ということも大切な観点となります。

特に、どんな心境でも同一規格のものができる「生産・製造」の
モノの時代から、心境によって商品が左右される、ソフトの時代
に移行するにつれ、プロセスにおける「幸せ」は、自社の商品・
サービスの品質を決定する重要な要素となっています。

従業員の業務知識やスキルだけでなく、「幸せを感じる力」
「幸せの認識力」を高めることは、重要な経営課題であるのです。


■仕事における幸せと、インタラクション

この「幸せを感じる力」「幸せの認識力」については、色々な
アプローチの仕方があります。

特に、仕事においては、「幸せ」を自分と自分以外の存在との
インタラクション(双方向的な働きかけ、関わり合い)の中に
いかに構築できるかが勝負となります。

明治維新の前や、第二次世界大戦前は、インタラクションできる
世界が固定され、また、非常に限られていました。(家族、親戚、
近所、職場の仲間など)。

そして、それらの持つ意味や価値観というものも、長い間変わる
ことはありませんでした。
つまり一生において、数回あるかないかであったのです。

ところが、現代はインタラクション出来る世界が非常に広がり、
更に、秒単位でインタラクションできる世界を変えることも可能
になりました。

仕事は組織でするため、自ら望む・望まないにかかわらず、
コミュニケーションする相手が増え、常に変わります。

このため、この絶え間ないアクセスに、どう対応していいのか
分からない人も増えているのです。

そして、分からないことに対して、人は、極端な行動をとります。
ある人は、インタラクションを切り、自分の世界に逃避します。
ある人は、乗り遅れないよう時代の渦に身を投げますが、
怒涛のごとき情報に振り回され、枝葉末節の中で迷子になります。
そして中には、見事「インタラクションからの発展」という幸福
を実現している人もあります。

では、自分と自分以外の存在とのインタラクションの中に「幸せ」
を感じることができ、「インタラクションからの発展」という成果
を得られる人の特徴とは、どのようなものなのでしょうか?

■インタラクションとコミュニケーション

インタラクションと幸せを一言で言うと、
「関わり合いを良くすれば、幸せになれるよ!」ということです。

この「関わり合い」を良くするコツとは
・自分をどう認識するか
・他人や環境など、自分以外をどう認識すればよいのか?
というところにあります。

その時にポイントとなるのがコミュニケーションです。

現代は、TV、インターネット、携帯電話等コミュニケーション
のハードの部分ばかりが注目されていますが、基本は、
「いかに理解し合え、そして新たなものを協力し合って
創り出すことができるか。」…ここがポイントなのです。

そのためには、基本となる価値の提示・位置づけが共有(理解)
されなければなりません。

そして、その際に基本姿勢となるのが「調和からの発展」を肯定
することなのです。

ディベートのように、勝敗をつけるためのインタラクションは
ストレスが多く、勝ったときにしか「幸せ」がありません。
勝つことが目的であれば、幸せはポツリポツリと豆電球のように
淋しく灯るだけであり、どこかが点けば、どこかが消えます。
これは仕事の生産性と持続的発展を考えると、非効率的な方法で
あると感じます。

しかし、「調和からの発展」であれば、縦でも横でも、斜めでも、
縦横無尽に手をつなぎあい、共に明かりを燈すことができます。
調和からの発展とは、クリスマスのイルミネーションのように、
関わり合いを良くしたことで、幸せを増やし、その幸せの灯った
全体像が、大きな幸せを意味するものとなるのです。

いかに理解しあえ、
そして新たなものを協力し合って創り出すことができるか…
この「調和からの発展」を幹とするインタラクションと
コミュニケーションについては、また別の機会に説明させて
いただく予定です。


本年も「仕事の悟り」をお読みいただきありがとうございました。
来年が皆様にとって、発展・繁栄の年となりますように!

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