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zoom RSS ≪117≫ 夢の実現

<<   作成日時 : 2008/08/03 23:51   >>

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前回116号「夢を力に」において、
大切なのは、「まず、夢を描くこと」だとお伝えしました。
夢こそが現実をプラスに変える、根源的なエネルギーです。

そして、夢を描いたならば、
次に、夢に向かって、現実を変える努力・工夫が大切です。


夢を、実現するために描く


ここが、今回のポイントです。


ただ、「実現するために描く」というと、
「非現実的だ。現実は甘くない。」と否定する人と、
「では、実現できる夢を描こう」と、現実に準じて、
夢を矮小化させる人があると予想されます。

しかし、夢と現実を、乖離させたままで「良し」とすることも、
夢そのものを、現実の及ぶ範囲に近づけて「良し」とすることも、
どちらも、自分の「可能性」を閉ざす勿体ない行為です。

ちなみに、「勿体ない」の語源は、
仏教で「本来あるべき姿が顕現されない」ことを惜しむことです。
夢を否定、または矮小化することで、可能性の芽を摘み、
あるべき姿が顕現されないのは、まさしく「勿体ない」ことです。


もちろん、全ての夢が、すぐに実現するわけではありません。
そして、自分自身がその夢を実現するのではないかも知れません。


例えば、小説家や漫画化が描いた未来の夢が、
時を経て、多くの人の手によって実現しているように、
夢を発信することで、夢に共感する誰かが、
それを実現してくれることもあるのです。
夢を描くことは、現実逃避ではなく、現実を変える力です。


そもそも、なぜ、全ての人に「夢を描く能力」があるのでしょう?
それは、全ての人に、あるべき姿を描く能力があるということです。


夢こそが、あるべき姿への牽引力であり、
夢こそが、人間の可能性を最大限に伸ばす秘法だからこそ、
夢を描き、夢により現実を変えようという努力が必要なのです。





■人間に備わる、夢を実現する能力



なかには、夢と現実を線引きして考えることを
「知性的」「理性的」だと誤解している人もあるようです。



しかし、「知性」「理性」は、本来、夢と距離をおくものではなく、
むしろ、夢を実現するための能力であるのです。


例えば、夢が家ならば、
知性は、丈夫な家、立派な家の設計図を作成する能力であり、
理性とは、無駄のない行程で家を建てる力です。


「知性」により、必要な詳細情報を学び、夢の精度を高めたり、
過去の失敗を教訓とし、事前に予防線を張り巡らすことができます。
最新情報などにより、夢を進化させることもできます。


また「理性」により、夢の行程の合理化を図ることができます。
そして、思いや行動を統御し、無駄なエネルギーの消耗を防ぎます。
更に、他人の夢を妨げる等の問題を最小限に食い止め、他との調整
により夢の実現を助ける能力でもあります。



そして、「感性」とは、夢を感じ取るアンテナであり、
夢に彩りや付加価値を与える能力でもあります。


このように、人により、努力により、能力の顕現に違いはあれども、
夢を実現するために必要な情報を、収集・整理・応用する「知性」
より合理的に夢を実現させるため、判断・統御する「理性」
夢に彩を与え、夢を膨らませる「感性」
これらの能力は、夢に奉仕する力となったとき、
活き活きと、その本来の力を発揮するものなのです。


「夢を実現するために必要な力は、既に与えられている」
当たり前すぎて見落としがちですが、これは驚くべき事実です。

あらためて、人間の「夢を描くことができる」という可能性と、
可能性を実現するために必要な能力が与えられていることに
心から感謝するものです。




■夢が「オ・シ・マ・イ」にならないために


このように、夢を実現するための能力が与えられていながら、
夢が実現していかないこともあります。

夢が実現する経過途中であるという場合は別にして、
現実が、夢の方向に全く進んでいないという状況です。

このまま夢が「オ・シ・マ・イ」にならないために
次の点を自己点検してみると良いでしょう。





「オ」:驕り昂ぶる心はないか?

夢が実現し始めると、ちょっとした成功で有頂天になり、
驕り昂ぶる心が出てくることがあります。

まるで、全て自分で成功したかのように錯覚し、
自分を助けてくれた人へのご恩を忘れ、
自分をとりまく環境のありがたさにも気づかず、
感謝の思いが薄れている傲慢な心です。

このように、小さな成功で小成し、驕る気持ちが出る人を
他の人は良かれとは思いません。助けたいとも思いません。
むしろ、成功が鼻につき、失敗を望む集合想念が発生してきます。

夢は、多くの人の支えによって実現しています。

例えば、電気・ガス・水道といったライフラインが整備されず、
食料の確保もままならないという状況で、その夢は実現しますか?

例えば、戦争が勃発し、常に死の恐怖におびえる中で、
その成功は、実現していたでしょうか?

例えば、誰一人として協力者がおらず、
また夢の実現を喜んでくれる人もない時。
その夢を実現していく気概はあったでしょうか?

このように、多くの人の力によって、
夢を実現させていただいているのです。

そうであるならば、小さな成功で驕る心を戒め、
多くの人のお陰で、夢が一歩実現したことを感謝することです。

そして、「お陰さまで」と感謝を忘れない人には、
協力したいと思わせる引力が備わってくるのです。




「シ」:失望していないか?

夢の実現を妨げる、最大の敵は「失望」です。

こんなこと無理だ。できない。
やめれば、どんなに楽だかしれない。

どんなに不安を抑えようとしても、
次々に、起こってほしくない状況が重なり、
気持ちは、どんどん失望の方向に押しやられていきます。


それは、単に、自らの能力に失望するだけでなく、
組織や、政治、経済といった、取り巻く環境、
家族や友人の「心配」や「不安」の思いなど、
失望を誘発し、拡大させる要因は至る所に存在します。


ある意味、夢が夢のままである理由、夢が実現しない原因の大半は、
この、「できっこない」という失望にあるといっても、
過言ではないでしょう。


失望に至る道は、各所にあれども、
希望を持ち続け、夢の実現に向かうことができる
それが、成功者となるか否かの、大きな分かれ目だと言えます。


成功したいならば、失望と決別し、希望で前途を照らすことです。





「マ」:マンネリになっていないか?

夢の実現において注意すべきは、マンネリ、惰性です。

ともすれば、マンネリは何らかの努力をしているため、
それが注意すべき課題であると気づかないことがあります。
ここが「マンネリの罠」です。



例えば、注意散漫なまま、勉強時間だけ経過していたり、
ルーチンワークをやることで、仕事をしている気になったりと、
当然必要だと思ってやっていることも、
実は、単なる惰性で行なっているだけだったりします。
そして、生産性や効果に注意を払うことなく行なっているうちに、
大切な「夢の実現」の時間とエネルギーを浪費しているのです。


この、時間とエネルギーの浪費が、意外なほど、
夢の実現の阻害要因になっているのです。


マンネリの罠から脱出するためには、
ある期間内で計画に沿ったことが出来るには、何が必要か。と
期間を区切って、常にレベルアップのための努力をすることです。

「締切」を自らに課すことで、無駄がなくなってきます。


そして、最終的には、仕事そのものを無くす工夫を考えることです。


ともすれば、マンネリ仕事の削減により、生まれた時間で夢を実現
すると考えがちですが、それはまだ、マンネリ仕事が中心軸にあり、
夢の実現が付属品になっているといえます。


あくまで、大事なことに時間を注ぎ、
余暇の時間にルーチンワークを済ませられるよう、
主従を明確にした時間設計が必要です。


結局、その時に大事なことは何か、明確にし、
大事なことに焦点を絞って、やり遂げる思いを出し続けることです。
そうすれば、智恵も生まれ、協力者も出てくるでしょう。

ぜひ、夢の実現を妨げる「マンネリ」にも
注意を払っていただきたいと思います。





「イ」:意固地になっていないか?

夢を実現したいがあまり、意固地になっていないか?
心の柔軟性を失って、色々な可能性に気付かず、チャンスを逸して
いないか?という点検が必要です。

正念を定めることと、意固地になることは別物です。
夢を実現するという目標を持つがあまり、頑迷・頑固になり、
結局、夢の実現の阻害要因になってしまうことがあります。

また、「自分でやる」と意地を張り、他の人の協力を受け入れる
ことができないために、てんてこ舞になっている人もあるでしょう。

夢を実現するためには、素直さが必要です。
そして、あらゆる問題に対応できる、柔軟さも必要です。
更に、色々な可能性を追求する、心の自由さも必要です。

時間の経緯や、空間の広がりなど、自由自在にシュミレーションし、
夢の全体像を発展させることができなければなりません。


意固地とは、こういった本来の力を発揮するために必要な心の力を
ガンジガラメに縛りつけ、使い物にならなくする心です。



もし、身動きがとれず、夢が前に進まない状況になったならば、
一度、意固地な心になっていないかどうか、点検してみると良い
でしょう。

もしかすると、「こうあらねばならない」という意固地な心で、
自由な発想が縛られているのではないでしょうか?


以上、夢が「オ・シ・マ・イ」にならないための点検項目です。
この4つは、覚え易く、簡単な内容でありますが、実は、
夢の阻害要因を見抜くための、非常に奥の深いものでもあります。
ぜひ、日々の点検項目としてご利用いただき、夢の実現に役立てて
いただけばと思います。


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個人的な事情で申し訳ありませんが、
「仕事の悟り」の更新を当分の間、不定期とさせていただきます。
次回は9月16日の予定です。ご理解の程、宜しくお願い致します。

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